キツキツ車体のGSX-S750でホーンを交換する方法を発見!

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キツキツの車体がもたらすデメリット

このバイク。とにかく、スペースに余裕がない!の一言です。

マスの集中化という事で、何かとムダを削ってパーツ類を中心に寄せているので、ありとあらゆるものが車体の隙間を使って装着されています。

納車前から購入していたホーンが取り付けられない

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こんなのポン付けで簡単に終わると思っていたのですが、最強の至難の技でした。

通常は、純正ホーンの位置で交換する事が多いのですが、この車両はラジエターの裏側に無理くりホーンがついています。なので当然スペースがなく1個でも無理です。

仕方がなくラジエターを固定する一番下のボルトに固定しようかと思いましたが、強度が心配なほどボルトサイズが細くここも断念。フロントサス上部に金属製のタイラップを巻いて止めようかとも考えましたが、ハンドルを切るとカウルと干渉します。

そんな時にフレームに意味なくキャップがついているのを発見。外してみると穴が貫通しているじゃありませんか。

この穴にボルトを通して、フレームの内側にホーンステーをぶら下げようかと思ったのですが、どうやらエンジンメンテナンスの際に使用するようなので使えない事がわかりました。で、探しても、探しても取り付け可能と思えるところがないのです。

会心の出来栄え!

そんな時、1ヶ月点検に持っていった際に「ホーンを取り付けるところがないんですよねぇ」と聞いてみると、メンテナンス担当の方からエンジンカバーに1カ所意味のない穴がある事を教えてもらいました。

そこを利用して苦労して取り付けたのがこれで、自分的には最高じゃないかと思う出来栄えです。

エンジンカバーなのでアースも可能で、ホーンのマイナス側はステー取り付けのボルトに共締めする事ができ配線もコンパクトになりました。

ラジエターからの配管を挟んで両側にホーンをM8:35mのボルトとナットで止めています。これ以上長いと、まずエンジン形状が邪魔をしてボルトが入らないのと、短いと固定する事ができません。

プラス線なので赤線でも良かったし、車体に合わせて黒線にして目立たないようにしても良かったのですが、今回もあえて、R25と同じく黄色線として強調するようにしました。

音は?

原チャリもR25もGSXもホーンに関しては、ほぼ同じ形状と音量です。車両設計上はこれでもいいんでしょうけど、実際に危険を回避するため相手に警告する音量としては絶対に物足りません。

基本的にバイクは車と違い、衝突すると怪我をする可能性が高い乗り物です。なので、急な進路変更で寄ってこられる・コンビニなどからの無理な飛び出し合流などで、相手に「今、そのタイミングは危ないよ」と知らせるには、相当な音量が必要だと私は思っています。

R25にも同じものを取り付けていますが、電気がスムーズに流れているからなのか、なぜか音の抜けは今回の方がいいです。

こういった類のホーンは結構値段が張るのですが、ミツバサンコーワのこの商品は意外と値段も安く、音もいいし、音量もバッチリで車検対応品です。安全確保のためには交換するのがベストじゃないでしょうか。

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