『レギュレーターパンク』簡単にメンテナンスできる環境が被害を軽減してくれる?

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熱で放電するくせに、熱に弱いレギュレーター君

先日、23,000kmでレギュレーター がパンクしてしまい、交換しました。

原因は恐らく、色々と取り付けているアクセサリーのため純正設計の常時使用する電気容量のバランスが崩れていて、レギュレーターに想定以上の負荷がかかっていたんだと思います。

交換作業自体は簡単なのですが、一つ理解に苦しむ事があります。なぜ、熱に弱いこいつをシート下に格納しているのかがよく分かりません。しかもリアフェンダーを通して放熱する板が小さい。

カプラーが防水ではないので、水のかからない所と収納スペースを考慮すればここしかないのでしょうが、それにしてもかなり無理があるとしか思えません。

しかも、これ消耗品という扱いの上、安価な作りのくせにやたら高いのです。パンクするまでに、万が一の場合を想定して何度かパーツリストで確認していましたが、16,060円もするんですよ。

そこが腹立たしいところで、熱に弱く、その欠点がわかっていて、なおかつ高価なものなら、もう少しダメージを受けにくいところに配置して欲しいもんです。ヤマハさん。

新品レギュレーターの実力

当たり前ですが電源は安定します。R25のレギュレーターは、エンジン回転を上げて5000r/minで14.1V〜14.9V出ていれば問題ないのですが、この新品君でテストしたところ14.2Vでした。

あとは、この数値がいつまで持つかにかかってるのですが、そこは熱に弱いサイリスタ式なので期待できません。

今回は23,000kmで逝ってしまいましたが、相変わらず常時使用するアクセサリー電源の数はそのままにしていますので、いつまで持つ事やら…

こまめなメンテナンスがバッテリーを長持ちさせる

あと、意外だったのは、2018年12月に購入・取り替えたスーパーナットバッテリーが、今回、何度か電圧が12V以下まで下がるダメージを受けながらも、とても元気だった事です。

使い出して1年3ヶ月になりますが、充電後の電圧を計測すると12.85Vありました。この状態は、新品バッテリーの80%近い性能をキープしている事になります。

充電は2ヶ月に1回ぐらいのペースを基本としていまして、これ以外にアクシデントが発生した場合にも充電を行います。このような、こまめなメンテナンスを心がけていれば良い状態を長くキープできる事が分かりました。

恐らく、次のウィンターシーズンには交換が必要かと思いますが、グリップヒーターを使いながらスマホ充電にヒートグローブの電源を取るなんて、無茶な電装品の乱用でもしない限りもう一冬乗り切れるかもしれません。

端子電圧バッテリー状態
13.0V100%
12.4V60%
11.8V20%
10.5V0%

表は、充電後3時間ほどおいて計測した電圧からのバッテリー状態を示しています

手軽にメンテできる事で、被害は少なくなると実感

R25は、充電するにしても電圧計を当てるにしても、一々シートまで外さないとできません。なので、すぐ充電できるようにSAE端子をバッテリーに繋いでリアシート下まで持ってきてますし、電圧計も付けています。

今回はレギュレーターのパンクでしたが、これもKOSOの電圧計がおかしな動きをしたからわかった事です。(最初は、電圧計の故障を疑ってしまいましたが…)

この異変に気付いてから部品が手に入るまでの数日は、自宅と勤務先で充電し、往復の走行時には電圧を見ながら恐る恐る、まさに騙し騙しで、何とか不具合をコントロールしながら乗り切りました。

もし、充電されない状態が続いてバッテリーの電圧が低下している事に気付かなかったら、知らないうちに突然路上でストップだったと思います。

今回は、部品代だけで済みましたが、もし、路上でストップしていれば、レッカー代(バッテリー上がりだと何やら制約があったので)もかかりますし、バイク屋さんで修理すれば、もちろん工賃もかかるので数万円が飛んでいきます。

気が向けばいつでも簡単にメンテナンスできる。そんな状況が今回のアクシデントを小難にしてくれたんだと思いますし、お財布的にも助かりました。

なので、皆さんも大事に至らないようお気をつけください。

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