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台湾ユアサバッテリーは、ありか? なしか?

ユアサバッテリーとは別物です

台湾ユアサってのは以前から聞いてましたが、私はこれまでずっと南信貿易さんのスーパーナットバッテリーを愛用していましたので、初めて購入した分になります。

台湾ユアサ YUASA TTZ8V バイクバッテリー充電済 【互換 GTZ8V YTZ8V YTX7L-BS】 即使用可能 PCX リード125 YZF-R25 YZF-R3A MT250
台湾ユアサ (TAIWAN YUASA)
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台湾ユアサ製バイク用鉛バッテリーです。※この商品は初期充電・電圧チェック済みですので、即・使用可能です。液別販売はございません。

本家、ユアサバッテリーが技術提供はしているとは言っても全くの別会社。資金的には関連会社って扱いですけど、最終的にターゲットとするマーケットが違うので、品質保持基準が違うのかなというイメージしかありません。

本来、日本を除くアジア地域へ供給されるルートから漏れて日本にも流通しているのか、Amazon以外でも色々なところで販売されています。

特徴は、なんと言っても安さ。本家の三分の一ほどなんで、つい「ユアサ」の名前につられて勝手にいいイメージを持ってしまいますが、中身は全くの別物です。

なぜ、台湾ユアサを選択したのか?

きっかけは、レギュレーターを交換してから半年もたたないうちに充電圧の低下と走行中の電圧が不安定になり、レギュレーターがパンクする前の症状に似た事が起きて、ならバッテリーを交換してみようかとなったのです。

ジェネレーターなんて滅多に壊れないし、レギュレーターとバッテリーは5ヶ月前に交換したばかり。

レギュレーターの出口で電圧を測ると14V以上きているので、電圧が不安定になる原因は、その電気をうまく蓄電できないバッテリーの品質の問題かと疑い、物は試しにと交換品に選んだのが台湾ユアサでした。

まあ、この時は電気トラブルを解決するためにバッテリーやらテスターやら出費が重なった時期でもあり、この後、解決まで迷走する事になるのですが…

で、台湾ユアサは使えるのか?

2020年9月に購入しましたが、補充電を行っても13Vに満たなかったので返品・交換してもらい、2回目に届いた分を撮影したものです。

この時、この販売者は交換品は送ってくれたものの、手元にある不良品はこちらで処分して欲しいとの事だったので、この台湾ユアサバッテリーという商品は、かなりやんちゃに流通しているんだなと思ったのが第一印象でした。

その後、自宅で補充電を行った時は13.03V。新品バッテリーとしての基準は満たしていますが、思ったほど上がってこないというのが感想で、大量仕入れ・長期保存で乱売するイメージがますます膨らみました。

方やスーパーナットは2020年の4月に購入した分の補充電後の写真です。このバッテリーはこれまで何回も使っていますが、補充電後の電圧は毎回13Vを超えてきて品質のバラツキは少ないと思います。

台湾ユアサの実力

この後、台湾ユアサに交換して様子を見たのですが、2〜3日でバイクから外しました。

というのも、この頃は電圧に神経質になっていましたので、毎回、乗車前に南信貿易さんの「チェック&チャージャー USBチャージャー」で静的な電圧をチェックしていたのですが、5ヶ月経過したスーパーナットの方が若干数値が高かったのです。

2〜3日乗っただけで静的な電圧が13Vを切って12.7Vなんてなってきたので、使えない事はないけどちょっと薄ぺらい感じがして、「こいつはタフではない」と思ってしまいました。

となると、電圧の問題に関してバッテリーに問題があるわけでもないので、複数年にわたって使っている意味での信頼性を取って、再度、スーパーナットに戻しました。

その後の台湾ユアサの行方は?

冒頭の写真にあるように、バッテリーを長持ちさせるという「神話」を持つ、エルマシステムのエコピュア12Vを常時繋いで検証してました。

で、肝心のバイクのバッテリーはというと、2020年12月にジェネレーターとレギュレーターを新品に交換し、翌1月にスーパーナットバッテリーも新品に交換しました。

常時バイクで使用しているスーパーナットと、自宅で鎮座している台湾ユアサの使用環境も違うので、比較検討するには少々乱暴なんですが、エルマシステムの待機電流が少し高い事もあってか割と早くに電圧は低下していきます。

なのでこまめに充電をしているのですが、その都度、満充電後の電圧が低くなり、購入から7ヶ月が過ぎた現在では12.7Vがやっとで、これも翌日には電圧が下がっていき、数日後には12.1Vなんて事が起きています。

方やバイクで毎回充電される環境にあるスーパーナットは、使用開始から5ヶ月目になりますが、いまだ12.9〜13Vあり、この数値は翌日でも大きな変化はありません。

毎日こまめなデーターを取っているわけでもなく、あくまでも感性の話なんですが、台湾ユアサは初期充電の時に思ったイメージ通り、タフさに欠けるイメージがあります。

しかも、エルマシステムによってサルフェーション劣化を防ぎながらもこの電圧低下・電圧容量なので、より一層不安要素が高いのです。

余談ですが、エルマシステムにも不安があって、まず、エコピュア12Vは古い設計製品なので待機電流(2.3.mA)が高い事。

もう一つは、このシステム自体は良いのでしょうけど、本来は非常用電源などに使われるバッテリーには向いているけど、バイクにはあまり向いていないと思えます。

現に、バッテリーの寿命を伸ばすと言いながら、特にその効果は見えないし、逆に待機電流によってバッテリーの電圧が下がっていき、致命傷的なラインを越えるとそのバッテリー自体復活する事が難しいと思えるからです。

個人的感想による結論としては?

台湾ユアサは安いと言っても、実際のところ値段的にはスーパーナットの方が安いですし、コストの安い中国やアジアの国で製造し、日本へ向けて出荷するというコンセプトから始まった製品なので、南信貿易さんとしては品質保持にはかなり神経を使っています。

今回、初めて台湾ユアサを購入しましたが、その背景に渦巻くものは、実際には別物ですが「ユアサ」ブランドが錬金術のアイテムとなってしまっているように感じる品質です。

かといって、全く使えないかといえばそうでもなく、そこそこ使えるけど相当安い金額で仕入れる事ができるんだろうなと、販売者の対応やヤフオクでも販売されている流通ルートから想像してしまうので、当たり外れはある品だと思います。

なので、あくまでもイメージ主体の話なんですが、もう一度、バッテリーを買うならどっちと言われれば、私は迷いなくスーパーナットを選択します。

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