『バイクホーン交換 その①』1個を2個? リレー? そんな疑問を自己解決した話

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純正ホーンでは相手に聞こえない

写真のように、私のR25にはミツバサンコーワの小型ホーンが2個付いています。スペースがないので苦労はしましたが、やはりダブルホーンはかっこいい。

しかも、純正の原チャリのような貧弱な音ではないので、万一の際に、音が届きにくい自動車内の運転手にも注意喚起できる可能性が高く、安全性向上のために取り替えています。

そんなホーンの交換と取り付けスペースの問題。そして、1個しかない配線をどうやって2個にしてリレーを使うのか。自分が悩んだ、そんな素朴な疑問を解決した話です。

まずは、ホーンを選択

1個しかない純正ホーンを交換するとなった時、真っ先に思い浮かぶのが「もう少しマシな音の出るホーンを」と、PIAから出ているバイク用スポーツホーンを選択する方も多いのではないでしょうか。私も当初、そう考えました。

この場合、純正ホーンを取り外して交換するだけなので、リレーもいらないし、配線もそのまま使えますから便利です。

音質も400Hz(低音)/500Hz(中音)/600Hz(高音)とあり、音や巻き方向で選べます。

ただ、ホーンの音だけはメーカーサイトやユーチューブなどで確認しても、実際の感覚は生音を聞かないとわかりませんので、「う〜ん、真ん中の500Hzで行くか」なんてなるのです。

で、このパターンでよくあるオチは、①巻き方向の違いで干渉して取り付けられない。②意外とショボい音だなと気付く。の二つでしょうか。

取り付けできないケースは最悪で、別の巻きを再購入しないとダメですし、音に関しては単体なので音量自体は上がるけど、「Pi〜」が「Bi〜」と太くなっただけで広がりがないのです。

で、スポーツホーンをもう一つ追加して、ダブルホーンにとなるのですが、そうなるとですね、結構、お金がかかる訳です。コスパを追求するオヤジライダーとしてこれは許せません。で、Amazonで購入したのがミツバサンコーワです。

なぜこれにしたのかと言うと、小型でコスパに優れているからで、スペースの限られたバイクに2個のホーンを付けるのは、結構、至難の業だからです。

巻きの違いで取り付けできないケースもありますが、このホーンなら最悪1個しか付けれない場合でもどちらかは使えますのでリスクが低いのです。

リレーを使ってホーンを取り付ける

R25の場合、純正ホーンの端子は平形の2個です。ホーンを押す(鳴らす)と、この配線に電流が流れる、または常時プラス電源が流れていてアースが繋がる訳ですが、この配線をリレーのスイッチ回線(青・黒)と繋ぎます。

で、調べてみると、ホーン配線にはプラスコントロールとマイナスコントロールがあり…

と、このような言葉が出てくると拒否反応が出る私なので、押せば鳴るんだから、まずはプラスコントロールだろうと決めつけて取り掛かりました。もし、逆だったらホーンが鳴り続けるか、鳴らないのでバカな私でも分かります。

一応、書いておきます… これらを電流(検電)テスターでチェックしてから取りかかるのが正道です。

プラスコントロール ➡️ プラス線で通電スイッチ(リレー)をON/OFF

マイナスコントロール ➡️ プラス線には常時電源が流れていて、マイナス側で通電スイッチ(リレー)をON/OFF

これをエーモンさんが図にしてくれていますので引用させていただきます。

まずは、プラスコントロール

エーモン ホームページより引用

エーモン ホームページより引用

ホーンボタンを押し(鳴らし)た時に初めて電流がホーンのプラス配線に流れます。

それがリレーの青線に流れる事によってスイッチが入り、ボタンを押している時間だけバッテリーから電力が供給されてホーンが鳴ります。

で、マイナスコントロール

エーモン ホームページより引用

ホーンのプラス端子には常に電流が流れている状態なので、ホーンを押す(鳴らす)には、マイナス側が通電するかどうかになります。なので、ホーンのマイナス線をリレーの黒線につなぎます。

この仕組みをまず理解する事で、リレーに対するアレルギーも軽減されると思います。

この後は、車両に取り付ける事になるのですがこのポイントは、「『バイクホーン交換』1個を2個? リレー? そんな疑問を自己解決した話 その弐」で説明いたします。

最後にご注意!

この情報はあくまでも私個人がカスタムしている内容です。内容については一切の責任は負えませんので、参考にされる場合には、全て自己責任でお願いいたします。

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