やっぱりバイクはMTですね、YZF-R25で痛感しました

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痛(痛い思いをして)感(感じる事)への序章

16歳で初めてバイクに乗った時、何も気にせずガリガリとステップを擦り、火花を散らしていたのですが、今、思えば、あの貧弱な車体やタイヤの性能でよくそんな事ができたなと、まさに若気(バカ)の至りです。

そんな走りの相棒がスズキGS400でした。免許を取る前から購入して準備万端でしたが、当時は試験場での飛び込みでしか取れないので、4回目にしてようやく合格しました。

これとGT380と悩みましたが、試験場のバイクがGT380だったのでこっちに
両車両とも、今なら100万円以上するんですねぇ

超人気だったホンダCB400FOUR・フォーワンには目もくれず、正道よりなぜかマニアックな線を行く癖は今も変わりません。

GSには1年程乗りましたが、ダートにも興味が湧いて、取り回しの軽さや2ストロークの排気音と吹け上がりに憧れ、違うジャンルのハスラー250に乗り換えました。

仮面ライダーのサイクロン号にも使われていたハスラー いいバイクだったな〜

お次は、宇宙的な姿に惹かれました

で、お決まりのように車の免許を取るとしばらく乗らない時期が過ぎて行き、バイクとの付き合いも疎遠となって、乗るとしても買い物にちょろっと原チャリぐらいの程度。

そんな時にスズキジェンマというビックスクーターを見かけ、「おお、なんじゃこの宇宙的な車体は」と感動して再び乗り出したのです。

単気筒250cc・最高出力22馬力・車体重量は210kg。これで十分に走れるのかと疑問でしたが、そこはメーカーも考えています。街中では十分な加速だし、グリップをひねるだけでオーバー100kmの世界へ簡単にいけるのです。

フロントブレーキロックで自損事故 これぞ痛感

ビッグスクーターという乗り物は、便利だし、走るし、荷物も入るし、通勤快速にはもってこいなのですが、実はとても危険な乗り物だと、ジェンマで自損事故を起こして痛感したのです。

痛々しい写真でごめんなさい

15kmほどのスピードでパニック事態が発生し、右手でギュッと握ったが最後、ロックして転倒。鎖骨を骨折しました。ビッグスクーターで病院行きする典型的なパターンです。

その後、我が家ではバイク禁止令が出て1年ほど乗る事はなかったのですが、バイクにもABSが装着されるようになってきたし、大丈夫なんじゃない?と、懲りずにスカイウェイブ400リミッテッドに乗り出しました。

この時、ネイキッドも候補だったのですが、収納と、今度はABS付きだしという事で、またまたスクーターに乗る事に。

ですが、ビッグスクーターというのは重い。ジェンマと17kgしか変わらない227kgだけど、体感的には300kgに思えるほどです。

これをエンジンブレーキ無しで止めるためにとフロントブレーキはダブルディスクでしたが、それだけにより丁寧な操作が必要になってくるんですね。ですが、運転は簡単だし、つい油断してしまう乗り物がスクーターなんです。

なので、乗っていて何度かひやっとした事もあって、やはりマニュアルミッションバイクが欲しいと思った頃に、ニンジャから火がついた250フルカウルのYZF-R25を見て、「カッコいい〜」と、乗換えを決意しました。

基本に戻って、普段からの乗り方に注意してます

初めてのヤマハ、そして久しぶりのMTバイク。やはりバイクという乗り物はガチャガチャ操作しながら運転しないとダメですね。

跨っている間は手足と五感をフルに使って乗らないといけない。雨が降るとカッパしか対処方法はない。コケたら怪我もそうだけど、パーツ破損によるダメージも大きい。

そんな面倒臭い乗り物ですが、だからこそ安全に乗る方法もあるんだと再認識しました。

そして、これが来てからいじる事に目覚めて、楽しさを覚えましたし、電装加工なんて電気屋かとツッコミが入るほどDIYしてます。

で、肝心の運転はスクーターに乗っていた時と違い、街中ではスピードを出せなくなりました。反対にワイディングロードではイキイキと走ってしまいます。ただし、晴れの日限定ですが…

ブレーキの使い方が変わりました

あと、転倒して痛い思いをしている私は、特にブレーキの使い方を意識して乗っています。

と言うのも、誰しもがパニックブレーキになると右手フロントを強く握れないものですし、無意識に足で踏むリアブレーキが強くなります。

するとリアロックを招きますし、常に真っ直ぐ走っていないバイクのバランスによっては転倒するのがオチです。

手より足の方が力が強いのは当然なのですが、足は不器用です。そんな足に仕事させない為に、フロントブレーキのみを意識して使用し、シフトダウンを併せて減速する癖を付けるようにしています。

そうする事によって、パニック時に万一、リアブレーキを踏んだとしても冷静にコントロールできる可能性が高くなると考えています。

そういう乗り方で言えば、250ccクラスのフロント片押し式ブレーキキャリパーって制動力に難ありですね。

スカイウェイブのブレーキはよく効きました。そりゃ、あの重たい車両をエンジンブレーキなしで止めようと思えば、そこそこいいブレーキつけないと事故だらけになりますもんね。

でもね、車格によって、コストによって、安全性に差をつけるのはどうかと思いますよ、メーカーさん。

どんなバイクでも、40kmとか60kmから止まるのは同じです。早く、安全に止まれるブレーキをコストなんか関係なく装着して欲しいものです。

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レビューYZF-R25
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