『フロントブレーキマスターキャップ』のネジをなめてしまった話… その①

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やる気満々だったのに…

4月の4日(土)5日(日)の週末は、先週末に引き続き外出自粛要請という事で、フロント、リアのブレーキキャリパーOHをやろうと消耗品を発注していました。

この古河薬品工業(KYK) ブレーキフルードは、安いけど問題ないので気に入ってジャブジャブ使っています。

で、いざ始めようと思って工具を並べ、水を汲み(ブレーキフルード交換には必須です)バンジョーボルトを緩めようかと思った時、クラッシュワッシャーを注文していなかった事に気付きました。

これ、再利用は避けた方がベストなパーツなので、なければ事が進まない。気持ちはやる気満々だったので、この早朝からの時間がポッカリと空くのは虚しい。

tandem 819
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ちなみに、まだ朝8時過ぎだったので、お店が空いていないため手配する術がなかったのです…

しばらく思案して、とりあえず古くなってフルードの残量が見えにくくなっていたリアのリザーブタンクとダイヤフラムを交換し、前回使用して残っていたフルードを使い切るためにエア抜きを行いました。

時間は午前11時過ぎ。「あ〜、また来週か… 今日、めっちゃ天気良くて暖かいからベストな日なんだけどなぁ…」

そう思うとムズムズしてきて、工具を片付けて、自然と門真にある2りんかんへ向かって、リアブレーキのテストも兼ねて走り出していました。

あきまへん、こんなところ行ったら、うろうろしちゃいまんがな

クラッシュワッシャーを購入するだけなのに、セールのジャケットの試着はするはで、気が付けば2時間近く店内を徘徊。

家路に急ぎながら到着して、再度、工具やら水やらを用意して作業を始める事ができたのは午後2時過ぎでした。

まあ、3時間もあれば終わるやろ。そう思って急いで作業を進め、リアキャリパーのOHとエア抜きをして終了。この時点で予定をかなりオーバーしていました。

お次はフロントだと、先にキャリパーのOHを済まし、フルードの交換をするためブレーキマスターキャップのネジを緩めようとした時、時間が無い焦りと、いつもとは違う逆方向からのアプローチで勘違いし締めてしまったのです。

「やばっ!逆?」そう思った時には遅かった… 恐る恐るネジを緩めようと回すと… はい、なめました。

風景が夕方に変わっていく…

通り過ぎる人の雰囲気が夕方感をだし、日も落ちてきている。明らかに時間が無い。そんな中、ブレーキはスカスカの状態だし、フルードの交換すらできない。

しかも、明日の日曜日は、嫁とバイクに乗ったまま箕面の桜並木を通り抜けるだけのツーリング(片道30分、通り抜け3分)の予定があり、ドタキャンして1日中整備となると怒りを爆発される。

人間、焦るといい事なんて何もありません。何か方法はないかと、以前、Amazonで購入したドリル用のエキストラクターでチャレンジするも、スクリューが3本も折れてしまいました。

tandem 819
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「中華製の金属は信用ならん」と、クラッチレバー加工を依頼した工場のおっちゃんの言葉は正解。

ズタズタになっていくネジ。落ちていく太陽。焦る親父。

これ以外にもう一つ買っていたエキストラクターもあったけど、もし?と思うと、これ以上中華製を使う勇気はありません。

とりあえず、ホームセンタープロへGo!

普段、こんな用途の物を探す事がないのでどこにあるか、どんなものがあるかがわからない。

ようやく見つけ、棚中を見回していると、なめたボルト外しで有名なエンジニアがあるじゃないですか。

今回は皿ネジなので使わなかったのですが、これの「ネジザウルスGT PZ-58」を持っていて、

以前、救出できた事があったので迷いなく「エンジニア ネジバズーカ DBZ-55B」を購入しました。

tandem 819
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後から調べたら、Amazonの方が安い!

日も沈んで、すっかり夕方の街になった中を自転車で自宅へ戻り、明日の奇跡を祈るためにこれ!をやりながら、はずし方のお勉強をしました。

ネジバズーカーの使い方

軽症の場合

重症の場合

『フロントブレーキマスターキャップ』のネジをなめてしまった話… その②に続きます。

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