バイクDIYメンテナンスで、使いやすいと思う工具ベスト5(自己満足編)

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これまで専用工具を使ってきた中で選んでみました

素人ながらバイクをいじっていても、トルク管理や特殊な工具の必要性が出てきたりします。例えば、スタンドのバネを外すのにこんな工具があるのですが、これ、気にしないならペンチで引っ張っても外す事はできます。

スタンドのメンテナンスなんて多くの方は滅多にしないので、こんな工具を買ってしまうと勿体無いですよね。でも、さすが専用工具って事で、スプリングの取り付け・取り外しの際には重宝します。

おそらく、私の性格からこんな風に工具にこだわるというか、コレクターのようになってしまうんでしょうが、もう一つの原因はバイクショップの減少もあり、気軽にメンテナンスを頼めるところが近くに無いのもあります。

無いからちょっとした事なら自分でやってしまおうと思い立ち、ボルトを折ったりとかの失敗も多く経験して専用工具の必要性を感じたので、「あると便利」的なツールの感想をまとめてみましたので、皆さんのご参考になればと願っております。

5位:PB Swiss Toolsロング六角棒レンチ

「こんなんホームセンタで売ってるし、どれも一緒やん」と、皆さんがおっしゃっている声が聞こえてきそうなツールですが、たまたまサイト上でこの製品についての記事を目にして、そこまでこだわってるなら面白いという事で購入しました。

ホームページでその品質へのこだわりをみると、

PB SWISS TOOLSは決して妥協しないスイス品質(精密さ、耐久性、信頼性)を開発・製造しています。

というだけあって、こんなレンチ一つにでもシリアル番号が打ってあり、無期限保証も付いています。

もちろん私も、どこで買ったかわからない牢屋の鍵みたいにジャラジャラとレンチの付いたやつを持っていたのですが、R25のカウルのボルト脱着専用にと購入しました。

いちいちサイズを確認しなくても、これ一つでさっと作業できますし、何度も取り外しをしていると、ラフな作りのものはレンチの角も丸くなってボルトの穴を痛めます。

使い勝手と品質を確認してからショートタイプも購入しましたが、私はロングの方が使いやすく感じています。

4位:コーケン スパークプラグソケット(クリップ付)

まあ、これも1万kmに1回登場するだけのツールなんですが、トルクレンチを使うようになってから何かいい物はないかと探したのがコレです。

コーケンのソケットはクリップで挟んでくれるので、プラグを入れる時に脱落する心配がありません。また、非常にスリムな作りなのでエンジンの小さいバイクにはピッタリです。この点もメカニックのプロから評価が高く、それらを参考に選択しました。

3位:トルクレンチ

トルクレンチと言っても色々とブランドもあり、やはりトーニチが一番かなとは思うのですが、そんなに使う機会がない方にはこのSK11 デジタルトルクレンチが便利かなと思います。

音と光でセットしたトルクになると教えてくれるので締め過ぎは防げます。ただ、慣れないとちょっとトルクオーバーしそうになるので、慎重に締め付けるのがコツですね。

それと使い方を変えれば、現在締まっているトルクの目安を知る事ができるので、サービスマニュアルがない場合、外す前に確認をすればおおよそのトルクはわかります。

ただし、小さなボルトは締めすぎによる破損の危険性があるので、このような使い方は避けた方が無難です。

なお、チェーン調整や交換までする人で、アスクルシャフトの太いボルトを外す事がある人にはこれは向きません。ハンドルが短いので100N-m近くまで締めるのには不向きで、大きなトルクの場合は差込角12.7mmのものをオススメします。

ただ、このあたりを購入してしまうと私のようにトーニチ信者になって、トルク範囲と用途に分けて、2つも3つも手元に置く事になりますのでご注意ください。

あと、年に一度も校正にも出さない素人にトルクレンチは必要なのか?という疑問もありますが、お金を惜しんでAmazon中華製トルクレンチを買って後悔するより(体験談)、やはり日本製かと。で、日本製ならトーニチとなって現在に至っております。

2位:TONE ビットラチェットセット

これの存在は、私のサイトにリンクを貼っている、バイクメンテナンス情報ブログ「ALLメンテナンス」さんに教えていただいたのがきっかけです。

何が良いかというと、とにかく気軽に使えてトルクオーバーしにくい事。それと、ネジ用のビットも付いていて、これがまたネジ山を潰しにくく、安心して取り外せます。

私の主な用途はカウルやチェーンカバーの脱着に大活躍で、以前はドライバーを使っていた箇所も現在はこれを使っています。

また、小さなボルトなど、手トルクで締めてもハンドルが短いのでアホ締めはできませんから、いちいちトルクレンチを使わなくても済むのが助かってます。

一般的によく手にする差込角9.5mmのレンチを使うと外すのは楽ですが、締める時にオーバートルクをやってしまいます。というのも、ハンドルの長さによって思った以上の力が加わるので、小さなトルクの場合はハンドルが短い方がいいのです。

なので、使ってみるとこの良さを実感していただけると思います。

1位:E-Value ソケットレンチセット

このE-ValueとSK11は、ホームセンターなどに大工・園芸・作業・電動の工具や道具を卸している藤原産業のオリジナル商品で、E-Valueがベーシックブランド、SK11がスタンダードブランドとなります。

レンチといえばKTCというイメージがあるのですが、このブランドはホームセンターレベルでありながらTONEに近い品質かなと思っていまして、コスパに優れていると思います。

初めて使うまでには時間がかかり買ったままの状態だったのですが、いざ使ってみるとその手軽さに虜になりメイン工具となりました。

しかし、ハンドルが小さいので箇所によっては9.5mmも12mmも登場する事もあり、その都度、レンチセット軍団を持ち出して面倒だなと思っていた時、以前から気になっていたこの一体型が一瞬安くなったのを発見しポチりました。

これでメンテナンスの際にあっちこっちからソケットを出さなくて済み、効率が上がるなと思ったのも束の間。重さが4.3kgもあるので「ヨイショ」と気合を入れないと持って来れない事に気付きました。

重さまで考慮してなくて、トホホとなってネットを彷徨っていたら、今度はKTCの6.35mmレンチセットが値下がりしているのを発見。やっぱり工具はKTCだよねと悩んだ末にポチって、それを初期のレンチボックスに収納したのです。

空いたところにKTCのレンチを入れました

すると今度は、新たに手に入れた6.35mmと捨てられない9.5mmのソケットが混在し、使いたいサイズがすぐに取り出せない事態が発生。

そんな状況下で、バイク仲間にプレゼントしたあのE-Value ソケットレンチセットの使い勝手の良さが忘れられず、これまたAmazonで安くなったタイミングに遭遇し2回目の購入となりました。

しかし、アホですね

トルクが15〜20N-mぐらいまでに該当する箇所のバイクメンテナンスには6.35mmがベストと思えますし、何より手軽さが最高です。その手軽さを活かすには、この小さな箱に入ったものが必要でした。

とは言え、同じ工具を2回も買ってしまうなんてアホな所業と思えるのですが、逆にいうと、安くてもそれだけ魅力的な商品だとも思います。バイク仲間に譲った物を返してとも言えませんし、納得のいく値段になったのを見つけてあえて再購入しました。

ラチェットを比べてみると、KTCの方がハンドルの長さが短く、不要なトルクがかからないと思いますので二刀流として、セットの中のドライバータイプのものを外して両方入れておきました。

現在は、時間がかかる作業の時はSK11のセットを使い、ちょっとした作業の時はTONEとE-Valueでメンテナンスをしてまして、狙い通りの使いやすさと効率アップを実感しております。

このような自己流の評価でお役に立つかどうかはわかりませんが、使ってみようと考えている方の参考になればとまとめてみた次第です。

以上、工具ベスト5の自己流ランキングでした。

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