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『バイクのアクセサリー電源確保』スペースの無いYZF-R25ではこんなやり方で(右側配線へ改良版)

基本は、何事もノーマルが一番だと思います

2019年8月に、これまで積み上げてきたアクセサリー電源の状況を記事にしていたのですが、今年に入ってのコロナ騒動によるステイホーム期間に、配線の位置を車体左側から右側へと移設したので改良版として更新しています。

なお、電気に関しては素人の私がやっている事なので、もしも万が一、参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。

あと、配線変更前にレギュレーターのパンクがありまして、その経験から言えば、やはり何事もきちんと計算の上に設計されたノーマルがベストであって、今回のように電気を使う、省力化するなんてのはどこかに負担をかけます。

私の場合は、おそらくヘッドライトとポジション球やナンバー灯など、常に計算された量の電気を消費するところをLED化しているので電気が余り、熱変換に負荷をかけ続けた結果、かなり早い時期でパンクしたのではと考えています。

仮に、浮いた分の電力を計算してLED照明をバンバン付けたところで、ときたま使うグリップヒーターとか、USB充電などの負荷が増えると想定以上の消費量になるだろうし、素人判断では無理です。

結果、純正以外の「何かの電装品を取り付けた」時点でバランスが崩れて、「何かが早く故障する」事は頭に入れておいた方がいいと思います。

故障が早くなる事を納得の上で、新しい配線です

以前のプラス側の端子台と新しく設置した端子台の違いです。以前はバッテリーの上に空いたスペースに置いていたのですが、バッテリーの取り外しに邪魔なのでシート下の小物入れスペースに移設しました。

新旧比較

配線図と比較

主端子台

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サイズ:長さ×幅×高さ(mm):76×45×29 質量(g):115

サブ端子台

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●色:ブラック●極数:6●長さ(mm):95●幅(mm):34●高さ(mm):22●質量(g):95

素人配線図で見にくく申し訳ないのと、比較のために連続で配線図を使用していますので、ちょっとうっとうしいのはご辛抱ください。

3極端子台が主電源で、サブ電源が6極の端子台になります。主端子台はバッテリーのプラス端子の代わり(ボルトで締めるところ)として使っていて、常時電気はきています。

ここは、本来バッテリーのプラス端子に繋ぐ予定のもので、次の4つが繋がってます。

  • ETC(常時電気が流れてます:0.5A)
  • ヤマハ純正アクセサリーハーネス3口配電(キーONで電気が流れます)
  • サブ電源に電気を流す4極リレーの赤線(キーONで電気が流れます)
  • 充電用SAE端子(バッテリー充電時に使用します)

ETC以外に常時電気が流れているのは盗難アラームで、これは専用カプラーから配線を行なってあります。

盗難アラームは防犯上、基本的にはYSPでしか取り付けをしてくれません。もちろん、取付け説明書もありません。

仕上がりとしては?

見た目は割と配線図に近いレイアウトになったというか、きれいにまとまって秘密基地のようにも見えて、なんかこういうの好きです…

また今回、バッテリーの配置から順番に並んだ事で3カ所の電圧と電流を比較してみましたが、主端子台・サブ端子台と順にコンマ以下の数値でレベルが下がる事がはっきりと分かりました。

なので、ホーンなどより強い電気(アンペア)が必要な場合は、バッテリーに近い主端子に繋ぐのがベストとなります。(現状はサブに繋いでいますが、後日変更予定です)

一方のマイナス側です

この端子台なんですが、2個並列に繋がっており、その先がバッテリーのマイナス端子に繋がっています。

あと、充電用のSAE端子もバッテリーへ直接繋いでいます。この端子は、バイクからバッテリーを下ろさずに充電できるのでとても便利なものです。

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今回、シート下のスペースをプラス端子で使用したので、スペースのないR25で唯一残された場所はこのエアクリーナー側面だけです。

サイドカウルを取り外せばすぐに手を加える事ができるので、メンテナンス性は悪くはありませんが、カウルに干渉しないように配置したら、見た目は何か、木に張り付いた虫みたいな感じになりました。

あとは、R1に使われているMOSFETレギュレーターと交換したいんですけど、大きいので取り付ける場所がないんですよねぇ〜。

もちろん、Amazonで売っている怪しいMOSFETではなく、純正品です。
なぜか? R25の純正品より安いくせに性能がいいからですぅ。

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