中華製プリロードアジャスターの性能はいかに?

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これ、書いていなかったと反省

2019年モデルのYZF-R25からハンドル周りが変更されてカッコよくなっています。

倒立式フロントサスペンションに合わせて、アクスルブラケット、アンダーブラケット、ハンドルクラウンを設計。

剛性が求められるアンダーブラケットはスチール鍛造製、ハンドルクラウンはMotoGPマシンYZR-M1を彷彿させる肉抜き加工を施したアルミ鋳造製としている。

定評あるジオメトリーはそのままに、走行性能を高めながらも自然な操縦感覚は継承している。

YAMAHAホームページより

モデルチェンジ前のデザインは別に悪くはないのですが、フロントフォークのボルトが安っぽい。同じくステムボルトも貧相で、毎日、目にするところなので乗るたびにガッカリ感があります。

このボルトは純正部品で1個1,936円もするのに味気ないというか、私、締め付けるだけが仕事ですし、デザインとかカラーとか気にしないんで。と、言わんばかりに鎮座しています。

で、何かいい物はないかとAmazonを散策していて見つけたのがこれ。

品質は悪くない!

当然の如く、中華製のプリロードアジャスターです。当時の価格は2個で1,953円。フロントサスの性能アップというより、ドレスアップ目的で取り付けました。

到着したブツをじっくりとチェックしましたが、中華製にしては珍しくバリもない。細かなところも仕上げは丁寧なので、まずは一安心。

ただし、左右の締め付けレベルの基準というか、調整する目安がなく、どちらも同じだけ締めたというのがわからないのが欠点です。なので、ノギスで測ってセッティングしました。

しかし!

当時はサービスマニュアルを持っていなかったので、取り外し方や締め付けトルクなどの情報をググってから挑みました。

要は、ボルトを外して交換するだけ。ネット上では「一人で簡単にできた」とか、「力いっぱいに押し込んでいけばOK」なんて書いている方がいますが…

これ、絶対に一人では無理です!

アジャスターを入れるため、フロントサスペンションを思いっきり押し込んでボルトを回そうと思ったけど、ボルトが引っかかりません。人力では太刀打ちできないほどサスペンションは硬いのです。

何度やっても無理。絶対に無理。「どうしよう… 純正にも戻せないし… このままじゃ明日乗れない…」それほど焦りました。

たまたま、嫁が休みで家にいたので「お〜い、ちょっと手伝ってくれ」と声をかけ、フロントカウルを持ち上げてサスの負荷を抜き、夫婦で汗をかきながらフロント係、ボルト係と交代しながらやって初めてボルトが噛み合いました。

一気に両方のボルトを噛み合わせて、そのタイミングで必死にフロントを上げていた嫁は解放され、「ハァ〜、ハァ〜」と息を上げながら「なんで、こんな事せなあかんの…」と。

このように、これ一人で取り替えは無理です。一人でできるとしたらフロントをメンテナンススタンドで上げて負荷を減らさないと絶対に無理なので、ネット上の情報を鵜呑みにしない方が賢明です。

これから取り換えようと思っている方はご用心してください。

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アイテムYZF-R25
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