隣に止めていたR25が倒れかかってきて…
いつもはリフトアップする時に、フロントをホイールクランプで固定してからリアを上げるのですが、今回は面倒だったので、R25をリアだけで上げているのをうっかり忘れていて、いつものように降ろしたところで自立すると思ったら、ゆっくりと右に倒れてGSXにゴリゴリと。
幸い、どちらも車体には大きなダメージはなかったのですが、起こしたところに折れたクリップが一つ転がっている。「んっ?」どうやら、もたれかかった車両の重さでヘッドライトカバーの弱いところへ力がかかり、アクシデントが発生した様子。
外してみると、この三角形がやられていました。
取り外し
今回のパーツは、「ヘッドライトリアカバー 51841-13K00」というもので、1個3,520円もするんです。結構な値段なんで、これまで交換せずにプラリペアで修理しようかと思っていました。
見えないところだし、一応、折れたところをテープで止めてクリップも固定もできているので、そのままにしておこうかなとは思ったのですが、修復するにも全部外さないといけないので手間を考えて新品交換となりました。
で、部品の取り外し方なんですが、まず車体上部のボルトを外してカバーを取ります。下の方はクリップで止まっているので上に引き上げれば抜けます。
カバーを外すとライトを固定しているボルトが見えます。これを外すとライトは下のフックで受けている範囲で前後にフリーになりますが、唯一繋がっているカプラーまで外す時は落下に注意です。
次に白と黄色の丸(二つあり、一つはハーネスで隠れています)のところのボルトを外すのですが、黄色いところはメーターを固定しているので、外した際にメーター本体を落とさないように注意が必要です。
今回、トルクを調べずに感覚で締めましたが、外した時の印象は非常に緩い感じなので締め過ぎには注意です。
黄色の矢印がメーターと繋がっているハーネス。黄色の丸はヘッドライトの配線です。白色の丸のところは左右のウィンカー配線なんですが、固定されている位置で上下を持って引っ張り出すと「カチッ」と外れますので、取り付け時にも同様に押し込むと固定されます。
このウィンカーを締めているボルトも外した時の印象はかなり緩い感じだったので、ここも取り付け時に締め過ぎには注意です。
あと、コネクターを外す際にはロックを押し込むのではなく、黄色の矢印のところを外側に押し上げながら引っ張ると簡単に外れます。
抜けない時は、押し上げが足らずロックが外れていないという事ですが、折ってしまわないよう気をつけながら上げてください。
取り付け時の注意点
取り付けは逆の順で行うだけで特に難しさはありません。ただ、メーターと繋がっているハーネスを一旦外すので、平均燃費・時計・メーター表示設定などのメモリーが飛びますが、走行距離などのデーターは残っています。
これはおそらく、メーター本体にも重要なデーターを残すメモリーがあるのでしょうが、この機能が蓄電源を使って記憶しているなら、長時間外したままにしておく事でメーター自体が初期化されてしまう可能性もあるかもしれませんね。
唯一の問題はこれだけで、あとはメーター本体を落とさないように、また、足元に置いて踏んだり蹴ったりしないようにするのが「最重要ポイント」ですかね。
やってしまうと、メーターはびっくりするほど高いんで…