11V台しか出てないけど、なぜ凄い?
2018年12月に、このバッテリー端子を折ってしまいスーパーナットバッテリーに交換しました。
これ以外にスーパーナットを2回、台湾ユアサを1回交換していまして、手元には4台の廃バッテリーがあります。
で、あれから約4年。なんとなく手元に置いていたのですが、今回、メルカリでETCを購入したので動作確認に使うためテスターをあててみました。
充電もせずに放っておいた状態。どれも4Vとか3Vとか表示しないのに、この純正バッテリーだけは4年近く放置されているにもかかわらず11Vもあるではないですか。
これにビックリしてこの記事を書いています。
MADE IN INDONESIA
これ、GSブランドながら製造はインドネシアなんですよ。
国産ではないけど純正装着されたこのバッテリー。4年近く充電もせずに放置されながら、そこそこの電気を保ったままの状態なんて凄すぎます。
11V台というのは、能力としては20%ほどの力しか残っていないのですが、同じ条件で1〜2年ほどしか放置していない他のバッテリーは、共に一桁の電圧しかなく3台とも死亡状態。
GSバッテリーって、インドネシアで製造していても、どれだけ内部の電極の精度が高いんだって話。
純正採用品は、値打ちがありますな
で、確証のため充電をしてみたのですが、満充電での電圧は12.6V。
標準的な状態だと12.8Vほどを維持していれば十分なので、能力的には60%以上あるという事です。4年近く放置していてこの性能って、正直、ビックリです。
スーパーナットも十分な性能があるとは思うのですが、GSと比較すると底力が違うというか、横綱と小結くらいの力の差はあります。
値段の比較では、純正は3倍高い。けど、3倍以上持つって事なので、初期投資は高くつくけど、きちんとメンテナンスして使えば4〜5年はヘッチャラかな。
もし、2018年に端子を折っていなければ、アクセサリーをつけすぎてレギュレーターをダウンさせていなければ、今でも使えていたかもしれません。
そう考えると、毎日乗るならスーパーナットでも十分ですが、期間が空いてしまう人はGSユアサを装着している方が安心です。何せ、耐久性がハンパないですから。
もう1台のGSXは乗り出しから9ヶ月になりますが、こっちの方は純正品が安いので、交換するならもちろん純正規格です。
願わくば、バイク用バッテリーがもう少し安くなって欲しいんですよねぇ。本当に高い!