デジタルとアナログが手元にあります
大工でもないのにこんなモノ必要?と思われますが、意外と役に立ちます。ボルトのサイズを確認したり、ボルトのサイズを確認したり… って、ほとんどこれにしか使っていません。
なので、当初は写真右のアナログなものを使っていたのです。ホームセンターで売っていた安いやつです。M5? M6? なんてのがわかればいいだけなので買いました。
ですが、バイクの整備では、ときたま車体の下とか奥まったところとかの暗いところで計測するケースが出てきます。
日中の明るいところでも、この小さなアナログノギスは文字が細かくて見えにくいのに、暗くなると老眼のためますます見えない。
で、意を決してデジタルノギスを購入したのです。
コスパは最悪じゃないの?
はい、最悪です。私が買った時は4,000円を切っていましたが、それでも高い。
このデジタルノギスは、購入してからもほとんどボルト長だとか、太さなどを測る程度。これをチェーン調整に使うのには不便で、そのため直尺のアナログを使っていていますが、買った価値はあると思います。
なぜか? それは、老眼鏡を買ったと思えば安いからです。アナログの時は本当に見えなかった。しかも、ホールド機能なんてないので、その場で虫眼鏡で拡大しないと正確な数値がわからない。
ですが、これは計測した数値をホールドしてくれるし、何より数字で表示してくれるので文句なしに見えます。
しかし!
どうせ買うならと、計測工具で有名なシンワ製にしたのですが、後から見つけた中華製とデジタル表示の部分がよく似ている事に気付きました。
シンワも中国で作らせているのか? そう思えるほど似ています。これだと値段は半額です。しかも、販売メッセージがおもしろい。
でも、どうせ安い方がいいのなら、ちょっとデカいけどタックライフ(Tacklife)で割り切った方がいいかも。
アマゾンの奥深くに生息する魑魅魍魎たち
Amazonで販売する中華製品は、日本からの投資を受け管理された工場でも、その生産ラインを勝手に使って別ブランドを製造し、販売する事が多々あります。
なので、日本製のOEM製品を作っているところなら、精度も信用できそうなのですが、そうでなければ、コネと金にモノを言わせて、仕入れて売り切る一発屋も多いので注意が必要です。
購入する側から言えば、安いので助かるのですが一抹の不安もあります。その担保を確保するためには、販売者のところをクリックしてみてください。関連する商品が出てくるならまだマシですが、一発屋は何も出てきません。
そんなこんなで学んだ事
そんなこんなで、今回のデジタルノギスから学んだ事は、やはり計測値は正確に見えないと役に立たないのと、Amazonでコスパに見合った物を見極める、経験による「計測値」は磨き上げないといけない事です。
そして、その背景に潜む中国って恐ろしいけど、共産国の割には意外と自由奔放な国で、国民性は相当ヤンチャだという事でした。
ただ、買って思った事ですが、アナログノギスでもホームセンターで1,000円ぐらいするんですから、信用性を取るなら日本製、コスパを取るならタックライフ(Tacklife) と言う、選択肢もありかなと。
親父世代には、老眼鏡の代わりにって思えば安いモンだと思います。
なんて強がりを言っていますが、ただの工具好きな親父が趣味で購入して、コスパを追求するならタックライフ(Tacklife) でも良かったかな…
と、悔やんでいるお話でした。あしからず。