携帯用エアーゲージの比較と空気圧の謎

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エーモンのエアゲージの評価が高い

右の黒い、アストロプロダクツで購入したゲージを長く使っていたのですが、エーモンのゲージの評価が高いと言う事で追加購入しました。なので、一つは自宅の工具箱へ、そして今回、購入したエーモンが携帯用になりました。

アストロゲージはエアを抜くボタンがなく、バルブを浮かして「シュー」っと抜かないと調整できません。

一方、エーモンゲージはエア抜きボタンがあり、調整がしやすいのが特徴です。

精度に関してはどちらもそれほど差がなかったので、意外とアストロゲージもエーモンの評価と同等と言えます。

ヤマハが指定する空気圧の謎

空気圧には単位があります。それまで特に意識していなかったのですが、購入するにあたり「???」となってバイクの基準を調べました。

空気圧表示に使われる単位。

kPa(キロパスカル)は国際単位(SI単位)に基づく空気圧表示で、日本では1999年に制定された新計量法より使用されています。1パスカルは1m² の面積につき1ニュートン(N)の力が作用する圧力を意味します。

kgf/cm²(キログラムフォース)はSI単位に移行する前まで使われていたMKS重量単位の空気圧表示。重量キログラムは1kgの質量が標準重力加速度のもとで受ける重力の大きさを示しています。

1 kgf/cm²は換算すると98.0665kPaになります。

自動車の空気圧の適正値は車両のドア付近、またはオーナーズマニュアルなどに表示されています。

近年ではkPaとkgf/cm²の併記が一般的です。

DUNLOPホームページより引用

と、ダンロップのホームページで解説しているように、「1 kgf/cm²は換算すると98.0665kPa」なのに、R25のスウィングアームに貼られたこのシールの意味がわからない。

どちらの単位でも「イコール」なんて、どう考えて入れろって事なんだろうと悩んだのです。

200kPa → 2.0394kgf/cm²
2.00kgf/cm² → 196.13kPa

となるのですが、ヤマハの基準では同じレベルになるのか?

まあ、サーキットを攻める訳でもなく、街中を走るレベルでは下一桁の精度なんて気にするものでもないのかもしれません。

でも、そうなるとですね、空気圧計の精度もそれほどこだわらなくていいと言う話になってしまいます。

ちなみに私は、スタンドの空気入れの精度は信用していないのと、タイヤ温度が上がっていると空気が膨張して正確な空気圧にはなりませんので、家に帰る前に少し多めに入れて、翌朝、タイヤが冷えた状態で調整して乗り出しています。

そんな時に、この赤いゲージが気分を盛り上げてくれます。

2020.3.24追記

ヤマハバイクのサポートに聞いてみました。

tandem 819
tandem 819

スイングアームに書いている空気圧の
表示では≒になっている単位ですが、
200kPa → 2.0394kgf/cm²
2.00kgf/cm² → 196.13kPa
となるのですが?

YAMAHA
YAMAHA

世に出回っている空気圧計の精度の問題もあり、
それほど気にされなくて結構です。
あくまでも、目安という事で。

秒殺で終わりました。

ヤマハ曰く、世間一般に流通している空気圧計(エアゲージとは言わなかった)の精度がアバウトなので、レースでもなく、街中を走る分にはそれほど気にしなくていいそうです。

という事はですね、あまり高いお金を出して精度の高いエアゲージを買う必要もなく、かと言って、ガソリンスタンドのは乱暴に扱われているので壊れているケースも多い。

タイヤチエックをするという意識を高めるために、そこそこのお手頃な価格のエアゲージを持っていれば、事足りるという事です。

なので、この1,000円前後で買えるエーモンのエアゲージ購入は、正解だったと言う事ですな。

はぁ〜、すっきりした。

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