オークショントラブルから購入した『ボルトキャップ』なる物

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男ちゅうもんは、無駄なところにこだわってしまいますなぁ

先日、ミラーを取り付けるボルトの購入でオークションを利用して、返品・返金すると言う事がありまして、結局は、当初スチール製という事で却下していたタナックスのミラー用ボルトを購入したという顛末がありました。

そもそも、ステンレス製のボルトを探していたのですが、キタコやポッシュなどが出てきても商品の説明が乏しく、おそらく正ネジ2本じゃないかなと思われるので、正・逆と書いているナポレオンミラーで有名なタナックスにした訳です。

その際、タナックスではセットになっている、ボルトヘッドに使うキャップも調子に乗って別に購入してみたのです。

タナックスのボルトセットに付いてくるキャップ

それが届いたのでAmazonの袋を開けてみると、う〜ん、微妙…

何が微妙かと言うと、販売ページで見ている大きさ感と違い、実物は小さいので「これで1,200円?」と言うのが正直な感想でした。1個あたり300円もします。大きさや精度で言えばボルトより高いイメージがする。

タナックスのキャップはプラ製でメッキ仕上げ。

一方、ポッシュは、アルミ削り出しアルマイト・メッキ仕上げとあり、「削り出し」なんて言葉に弱いおっさんは、つい買ってしまいました。

という事で、同じ道を歩む方もいるんじゃないかと思い、これを書いています。

女性からすれば、「ボルト? そなとこにお金をかける気が知れん」と…

こんな言葉を嫁からよく聞きます。

でもね、化粧水に数千円、万円とかけるのが男にはわからないように、女性にはこの「目に入るところのちょっとした違い」なんて理解できるはずがない。

お互いの価値観が違うのでアレなんですが、嫁は、ネイキッドとカウルほどの違いがあると、カウルのバイクの方がかっこいいと言います。

ですが私は、無機質なボルトやキャップと加工された物との違いは、このネイキッドとカウルの違いほど差があると思っています。
つまり、その始まりの一部であって、これが進んでいって全体が変わると。

いわゆる「所有感」じゃないかなと思うのですが、子供の頃から持っているだけで何か満足するようなものと同じ感覚です。

そう言えば、小学生の頃に砂のだんごを作って隠していたのを思い出しました。

小さなだんごをまず作り、乾燥させてまた大きくする。
何度か繰り返して適当な大きさになったら、白線用の粉で磨き上げる。
すると、地球から見る月面のような輝きが生まれてピカピカになります。

何に使うかと言えば、ただのだんご割り勝負。
俺のだんごが強い事を目指していただけです。

そんな物を持っているだけで男は満足する生き物なのです。
なので、今回のキャップも一人密かに楽しもうと思っています。

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