狭くて暗いのと、汚れで見えにくいブレーキ
パッドの残量って、普段から気にしていないと気付きにくいものですよね。
私は過去、ビッグスクーターに乗っている時にこれに気付かずディスクローターをガリガリとやってしまい、交換するハメになった事があります。
ローターまで削ってしまう寸前の症状は、ブレーキをかけた時に小さな音で「シャ〜〜〜」という金属音が鳴ります。
この時点でそのブレーキを使わず止まる事ができ、パッドを交換できれば助かる可能性は高いですが、何度も鳴らしてしまうと、その都度ローターを削っていきますので交換しなければなりません。
しかもこのローターって、社外品で良いのがあれば安く手に入りますが、純正は結構な値段なので微かな金属音がしたら要注意です。
R25も危うくでした
パッドの限界に気付いたのは、妻とツーリングをしていて後方からブレーキフルードが極端に減っているのを発見したからです。
いつも後方を走る時には、チェーンのブレ・タイヤの状態・ブレーキフルードの変化(漏れ)などを確認しているのですが、この時はリアのパッドがそろそろ限界かと思っていたタイミングだったので気付きました。
なぜか複数あるリアパッド 一番左が限界状態です
まあパッドの残量って、普段、明るいところで見ても正直なところ判断しにくいんですよ。なので意を決してバイク屋さんのようにLEDライトを買ってみました。
リアブレーキのあるとき〜
551の蓬莱みたいになってしまいましたが、実際の光度はどんなものか比較してみました。
ないとき〜
フロントブレーキのあるとき〜
ないとき〜
と、少し分かりにくいですが、ブレーキの構造を理解している方ならこの違いをわかっていただけるのではないかと思います。
パッドの減り具合を比較できる写真がリアのものなのでアレなんですが、この「ミゾ」の深さがわかれば限界が判断できます。
リアブレーキは肉眼でも確認しやすいのですが、フロントブレーキは車種によっては確認しずらく、単純な構造のR25でも暗くてわかりにくいです。
意外と使える1,388円
今回のものは整備士の方が使っているタイプより小型ですが、軽くて光量も十分かと思いますし、何よりお手ごろな価格なので手元にあれば重宝するアイテムかなと思います。
1,388円は私が購入した時の金額ですが、タイミングによってはもっと安くなっていますので、気になった方は是非チェックしてみてください。