充電できない、中華製充電器
先日、私も参加しているSNSのグループで、BMWのディーラーで取り付けてもらったUSB充電がうまくいかず、放電量の方が多くてスマホのバッテリーが空っぽになってしまうという話題がありました。
どうやら最新のバイクだと、発電や電流のコントロールも電子制御されていて、それが原因か?
などと話になっていましたが、最終的にはそのオーナーがディーラーに依頼して取り付けた「ニューイング USB充電器 NS-005」の電源供給量に問題があったようで、公表している仕様が怪しいようです。
USB2口タイプを購入しました。すっきりコンパクトな外観は気に入りましたが、製品仕様については疑問が残ります。
スマホとタブレットの同時給電ができませんでした。検証してみると、どちらか片方ならば充電できる模様。タブレットは純正充電器出力1A、スマホは1.8Aほど。ちなみにどちらも急速充電ケーブル使用です。
ひょっとすると、2口合計2.1Aが本当の仕様なのではないでしょうか?実際、製品画像を見ると最大4.2A、2口合計2.1Aどちらも記載がありますね。
正確な仕様を記載してほしいものです。2.1A×2が購入の決め手だっただけに、とても残念です・・・。
2口タイプを購入するより、1口を二つ買ったほうが意に沿う結果になると思います。ちなみにスマホ電源管理アプリによって、最大1.8Aまで出力を確認できました。参考までに。
Amazonプレビューより
オーナーの方も、SNSのグループ内でのコメントのアドバイスに沿ってUSB電流電圧テスター・チェッカーを購入し、ディーラーと一緒にニューイングと他2機種の合計3台で検証されてました。
結果、ニューイングの出力が乏しいため、スマホを使いながらだと充電が間に合わず、最終的にバッテリーが空っぽになるようでした。
このやり取りの中で感じたのは、意外とテスターの存在を知らない方も多い様子ですし、私も最近使い始めたばかりですが、便利なので紹介する記事を書いています。
とは言っても、こいつも中華製ですけど…
これを知ったのは、モバイルバッテリーの充電のために急速充電器を購入した時です。そもそも、急速とはなんぞえ?となって、色々と調べた結果、実際に流れる電流をこれでチェックしている方のコメント見て購入しました。
自宅でも、モバイルバッテリー・iPhone・ワイヤレスイヤホン・インカムなどを充電する時にチェックしてみて、何が?という訳ではないのですが、見えるというのは納得できました。
写真で充電しているのはiPhone SEです。充電アダプター自体が5W仕様なのと、iOSが充電学習機能を持っているので、写真を撮るために70%ほど残量があった状態では、5.02V×0.84A(=約4.2W)と、こんなものかな。
もちろん、この怪しげなチェッカーはAmazon中華製です。精度もそれほど悪いとは思えませんが、そこまでレベルが高くなくても、要は、「見える状態」で流れている電気の目安がわかればトラブル解消に役立つと思います。
ニューイングも中華製ですが、こっちの方がマシかな
私のバイクには2018年の4月にAmazonで購入した中華製USB充電器が付いています。一番最初に取り付けた電装品で、何が良いか悩みながら、そこそこ評価の高いコレにしたのです。
また、SAEプラグも充電用にバッテリー端子に先に取り付けてあったので、これも決め手となって選択しました。
充電する時はプラグを外して、それ以外は充電器として使う。そんな用途でバッ直していました。充電状態も特に問題なく使用できています。
MICTUNING バイク用 USBチャージャ
で、2019年の5月にミッドランドのドラレコをリアに付けて撮影する電源を確保するために、デイトナのちょっと良いやつを購入しました。
DAYTONA(デイトナ) バイク専用電源
●USBポートが5V2.1A出力となり、タブレット端末の充電も可能。
●防水設計:フタを閉めれば防水。電源接続時でもフタが差し込み口を傘のように覆うので、急な雨でも安心です。
●取付方法を選べる:ハンドルクランプと、貼付式から選べます。また、別々に取り付けできるほか、単独でも一体型としても使用可能です。
●省電力&コンパクト:高性能ICを使用したコンパクトサイズのUSB用変圧器は、接続機器を判断し、最適な充電が可能です。
●充電器にダイレクト接続:バッテリー側ハーネスと回復微弱充電器(76079)、トリクル充電器(68586/71199)が接続可能です。
DAYTONA
その後、ドラレコを新たに購入したので結局使わなくなり、当初のやつと交換しようかと思いましたが、配線をやり変えるのが面倒でパーツボックスで眠っています。
ですが、今回の話題に触れて、やはり信用できそうなICチップが入ったデイトナに交換しようと考えております。
なにせ、電気関係は燃える可能性があるので、怖いですから。