まずは、チェーンブラシから
これ、製造は中国で、Amazon・楽天・ヤフーなど、ありとあらゆるところが販売しています。国内有名パーツメーカー・ケミカルメーカーにしても同じような形状の物を販売していて、値段はバラバラです。
私の目には同じ物としか見えないのですが、100円代〜500円前後で売られているので、一応、他のサイトも見て値段の目安をつけていつもAmazonで購入します。
私がブログでAmazon最強説を唱えるのは、このように少額のアイテムやパーツを何度も注文すると送料の負担が大きいので、プライム会員の特典がありがたい事がまず一つ。
もう一つは、やはり中華製は品質にばらつきがあるので、商品に不具合があればAmazonを通じて手軽に交換・返金ができる点にあります。
そして最大の保証は、Amazon中華製にかぎって言えば、彼らは評価やレビューを非常に気にします。評価3.5以下だとセールにも参加できませんので、真面目な販売者はサポートが優秀なところが多いと感じています。
今回のチェーンブラシで考察すると
このブラシなんですが、ヘタってきたタイミングでAmazonを覗いて安いなと感じた時に注文しています。
で、これを書いている2020年2月11日のAM6:00の時点で検索してみると、ベストセラーとして出ているのがケミカルメーカーのAZ(エーゼット)で568円。
最高値はデイトナで949円。ですが、このブラシは他と形状が違うのでオリジナルで作らせているんだろうと思います。
最安値はHomefunny” チェーンブラシで168円。今日は送料無料です。この販売者は常に安く、私も2018年12月22日に購入していますが、その時は169円に別途送料が90円かかりました。
見比べてみると…
左から高額順
まあ、まあ、チェーンを掃除する構造上、同じ形になりますって…
で、このブラシなんですが、私が購入した時のスクリーンショットがこれで、この時は1本しか注文していないので、もし2本なら合計金額は428円になります。
2018年12月の注文
ところが、2019年11月22日の注文では199円と高くなったものの、販売者が違い、送料が無料だったので合計金額は398円となり、結果的にはこちらの方が安く購入する事ができました。
2019年11月の注文
Amazonでよくある話ですが、同じ商品を複数の販売者が売っているので、このブラシにしても販売者が違います。
ただ、同系列の場合もありますし、OEM的なケースもあるので一概に言えませんが、インカムやイヤホンなどではかなり販売者が多いので、悪質なところから購入すると返品期限を理由に全く対応しないところもあります。
販売者に刮目!
Amazonでは商品よりも販売者をよく選定した方が賢明です。
というのも、中国はお金とコネクションがあればICチップであろうが、ブレーキレバーであろうが、ラチェットハンドルであろうが、ボルト1本でも手に入れて売る事ができる国です。
タイチ風のバッグも平気で作って売っています。(ツーリングの度に人のタイチバッグのロゴの位置を見てしまう私でした。オホホホ)
ロゴの位置が違うし、値段は約半額。しかも発送は海外からEMSで直送とくれば…
これはあくまでも私の想像ですが、タイチだけでなく、日本のメーカーが中国の工場で製造しているレーンを勝手に使って、それをオリジナル商品として販売しているとの認識なのか? なんてすげえ国だな中国は、と感心するのです。
『実例をあげての要チェックポイント』インカム編
とまあ、このような背景がありますので、私がAmazonで購入する際に複数の販売者が同じ品を売っている場合、その名前をクリックしてストアを見ます。
そして、そこで出てくる商品が購入しようとする物と関連性があるのか、販売者のブランド名で統一されているのかを確認して、ズラズラと出てくるなら会社として真面目に販売している可能性が高いと判断します。
しかし、全く関連がなく、ブランド名が統一されていない、手当たり次第にいろいろな物を販売しているなら、それは「安く、たやすく」手に入る物を売っているだけで、単なるチョイ乗りの小売屋と判断して買いません。
この判断はインカム購入の時に活かされました。中華製インカムM1-Sなのですが、これも販売者が複数あり、現在は正規販売者の「FODSPORTS」と「Enklov」・「BlueRider」になります。
私が「FODSPORTS」から購入した時の金額は次の通りで、販売者により金額はマチマチですし、販売価格は変動します。
FODSPORTS | 17,980円 |
Enklov | 17,750円 |
BlueRider | 15,975円 |
「Enklov」のストアを見ると、この名称がブランド名のようなのですが、あまりインカムとは関係のない品が出てきます。
「BlueRider」の場合だと、ブランド名でもなく、Amazonの閲覧による関連する商品が出てくるだけです。
で、正規販売者のFODSPORTSだけが1年保証を堂々と宣言していて、私もここで購入したおかげで交換などのサポートを受ける事ができました。
同時期にツーリング仲間は、4Ridersというペアリングに手間取るインカムを3人が3人とも違う販売者から購入し、そのうちの1台に不具合が発生しました。
購入して1ヶ月ほど過ぎて、初めてツーリングで使ったところで事象が起きました。
彼はAmazonを通じて販売者に連絡を取り、交換・返金を申し出ましたが、販売者が設定した2週間以内の返品・交換時期を過ぎていたため全く対応しませんでした。
挙げ句の果てにはメールも無視し、返信してこなかったそうで、結局は泣き寝入りです。こんな販売者は評価も気にしていないし、商品が手に入るルートができて、さっさと売り尽くせばいいとの考えだと思います。
私はこのような事態を避けるためにも、同商品を値段の違いで選択する場合、Amazonでは各販売者のストアをよく確認して、また説明文の細かなところの違いなどを読み比べています。
仲間にも口をすっぱくして言うのですが、皆面倒くさいんでしょうね。
苦労して見つけた1年保証にしても、他の販売者に配慮してか冒頭の説明には書いてなく、写真で商品をアピールするところの最後の方に書いていました。
このように正規販売者にしても、所詮は共産国の会社ですからノウハウや商品を独り占めできる訳でもありませんし、OEMやらチョイ乗り小売屋も入り混じってますから、同じ品でも値段だけで判断するのは危険です。
何せ、タイチのバッグのように、どこかで勝手に製造したりするやんちゃな国ですから、面倒でも商品より販売者をよく調べるのが賢明だと思います。