『バイクに対する煽り運転・危険運転』ドラレコだけじゃ警察は動きませんよ!

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警察は、被害者を守ってくれません

まず、最初に申し上げておきますが、市民を守る警察は、「犯人(違反者)を逮捕・検挙」する事が責務であって、被害者のためには動きません。

だから、ストーカー殺人事件なんてのが起きるんです。要人以外、守るなんて概念はありません。

いくら「こんな事があった」と駆け込んでも、対象者が逮捕・検挙に繋がらない場合、話を聞いて終わりです。これは、煽り運転違反の罰則が強化されたとて同じ事です。

つまり、危険な目にあっても「危なかった」、「当たっていたら、転倒事故になっていた」程度で、事故発生でもなく、けが人も死亡者も出ていない、何もない状況では警察は本気で動かないという事です。

それと、煽り運転違反の罰則が強化されたと言っても、「危ない目にあった」程度の場合、各警察署によって対応にかなりの温度差があります。

適当に話を聞く警察署もあれば、そこそこの上司が奥から出てきて話を聞いてくれ、それを機に最初に対応していた警察官の態度が一変した事もありましたので。

バイクが走っているだけで、腹をたてるドライバーがいる事も事実です

普通に、ごく普通に走行しているバイクの後ろを走っているだけで、文句を言っているドライバーを見かける事があります。何がムカつくのか知らないけど、バックミラー越しに見ると声をあげて怒鳴っていたりする人がいます。

あの忌まわしき三ない運動で、バイクは危険で野蛮な人間が乗るものというイメージが未だに残っているからなのか、異常に敵対心を持つドライバーもいます。

【概 要】三ない運動とは、高校生に対してバイクの「免許を取らせない」、バイクを「買わせない」、バイクを「運転させない」というもので、1982年の全国高等学校PTA連合会で決議され、2012年まで全国的な運動として続けられていたものだ。

YOUNG マシンより引用

その時代の方は今や50〜60歳前後、そして親は70〜80歳前後なので、世間から排除される対象だったバイクとライダーは「邪道な存在」として、そういった家庭の「しつけ」や「価値観」の中に残っているのかもしれません。

そんな理由以外でも、バイクに対して危険な運転をする者もいますし、車しか運転をした事がない方にとっては、車両間の距離感の判断がつきにくい対象物でもあります。

交差点で右折する自動車と直進してきたバイクの事故が多いのも、その距離感がわからないため「行ける」と思ったら、あっという間に来るって感じなんでしょう。

そんな環境で自衛のために対策をしている方法

1:ドライブレコーダー

バイクを購入して、まず、USB充電器やスマホホルダーではなく、第一に考慮して欲しいと願うのは、前後撮影ができる「ドライブレコーダー」だと思っています。

自分を守るための備えとして必須のアイテムだと思うのですが、バイク用ドラレコは高いのでなかなか手が出ないのが実情です。

私が取り付けているのも安いAmazon中華製なのですが、煽り運転への関心が高まったおかげで、国内メーカーからそこそこの値段で新たな商品も出てきています。

ただ、もう一つ大きな難点は、持ち込みで取り付けてくれるショップが少ないのと、あったとしても工賃が高くつく事です。これが二つ目の壁となって購入を躊躇する事にも繋がっています。

2:ホーン交換

ほとんどのバイクの純正ホーンは、原チャリと変わらないものしか付いていません。しかもシングルホーンも多い。この音量では、相手に聞こえるとは思えません。なので、小型の車用ダブルホーンに交換しています。

3:デジタルカメラ

これ、意外と重要で、誰がその車両を運転していたかという事を証拠として残す必要性があります。ヘルメットにアクションコムでもつけていれば撮影できますが、ドラレコでは撮影しにくいのです。

なので、私は起動が早く、分厚いグローブでも操作しやすい、10年ほど使わなくて放置していたデジカメをジャケットのポケットに入れています。

いつでも、すぐに撮影できるようにケースから出して入れています。

スマホでいいじゃないかと思うのですが、実際にダンプに煽られ、信号で停止した時に「殺すど!ボケ!」と文句を言ってきたドライバーを特定するため、スマホを取り出しているうちに信号が変わって逃げられた事があったのです。

黄色の右折専用車線を直進して割り込もうとした通行区分違反、そして煽り運転、殺すぞ!と言った脅迫事件と、ありとあらゆる手段で検挙してもうためにと、運転手を特定するための撮影が間に合わなかった。

結局、この時はドラレコの画像を提出し、その車両ナンバーと通行時間から運転手を特定し、呼び出して厳重注意だけで終わりましたが、運転手を特定できる画像があれば、通行区分違反で検挙できると警察は言ってましたので。

4:自車の存在を示す

バイクは幅が細く、車から見れば距離感がわかりにくい乗り物です。特に夜間は小さなヘッドライトと、これまた小さなリアランプしかなく、視認性が悪いのです。

そのために私は、青いLEDライトを4ヶ所につけて側面からの視認性を高めるようにしていますが、これでも突っ込んできたりするので小さな抵抗程度かもしれません。

5:無駄にスピードを出さない&MTバイクに乗る

まあ、これだけやっていても肝心なのは不要なスピードを出さず、無理な運転をしないように心がけるのが一番で、最強の自衛策だと思ってます。

それと、MTバイクは適当に操作をしていると走行がギクシャクしてしまうので、スピード・ギア・ブレーキの関係を常に意識する事になり、運転に集中する環境が生まれます。

その結果、危険に対してのリスクを下げる事に繋がると思いますので、ぜひ、MTバイクに乗る事をお勧めします。

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