持ち場を無くし、彷徨う『MIDLAND XTC290』
これ、以前にバイクのリア撮影用にと購入した物で、当時はフロントに自動車用のユピテル製ドラレコを使って前後撮影をしていました。ミッドランドは防水ですが、ユピテルはその機能がないのでカウル内に取り付けていたのです。
画質的には全く問題ないのですが、フロントもリアも駐車する度にカメラを取り外さないといけないのが面倒で、つい忘れてしまったのが運の尽き。駐車中、急に降った雨によりユピテルが水没して退役しました。
その後、前後同時撮影できるAmazon中華製のドライブレコーダーを取り付けたので、このミッドランドが余ってきたのです。
で、ヘルメットに取り付けてみたり、腕に巻いてみたりと活用方法を探ってはみたのですがどうもしっくりいかない。特にヘルメットに取り付けるとすごく目立つし、左にインカム、右にカメラとなると頭部分がデカすぎて恥ずかしい。
そのため使わなくなり、同じように彷徨っているアイテムが入ったAmazonの段ボールの中で休暇を取る事になりました。
ミッドランド君、あなたをバイク監視員として任命します!
この『ミッドランド MIDLAND XTC290 』は、アクションコムとドライブレコーダー二つの録画機能を持っていまして、アクションコムモードではmicroSDの容量一杯まで撮影すると録画が終わってしまいます。
ですが、ドラレコモードだと3分事に撮影し、microSDの容量が一杯になっても古いファイルを上書きしていくので永遠に撮り続けます。
その時、閃いたのが「これ、防犯カメラになるんじゃないの?」と、しかも電源はアクションコム用に充電するUSBケーブルがあり、コンセントから供給できるので24時間活動できる。
防犯する場所はバイクの駐車場へ向けてなので、早速、窓ガラスに専用ステーを両面テープで貼り付けてセット。角度を調整しながら試しに撮影してみると、これが中々良い。
バイクを止めているところから見ると両面テープの仕上げと、配線がダラ〜んとなっていて見栄えが悪いけど、逆に目立つ事で「あっ、カメラ⁈」と抑止力にもなるし、実際に撮影しているから心強いと納得。
当初、配線を隠していたのですが、窓の開閉で線がスムーズに送り出されずカメラの向きが変わるのでこんな風になりました。
撮影を開始してから3ヶ月ほど過ぎましたが、時折、録画画像をチェックしても特に問題なく稼働していますし、機器の異常な発熱もないので大丈夫かなと。
ようやく新しい役割を担ったミッドランド君。これで彼の働き方改革も完了です。