Amazonでよく見かける中華・台湾製インカムのペアリングについて

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M1-Sと4ridersの悩み

私は、Amazonで購入した台湾製インカムを使っています。インカムを詳しく解説してくださっている「まさきちさん」(当ブログサイドバーにリンクがあります)のサイトで得た情報では、コスパが良くペアリングの融通が効くとの事で評価が高かった品です。

ほとんどmaiai(嫁)と2台で使うのですが、ツーリングに行くと仲間のインカムとペアリングする事になり、相手はシンプルかつややこしい、あの4ridersが登場します。

これと私のM1-Sを含めて3〜4台ペアリングするのですが、これまでうまくいった確率は50%ほどです。2回に1回はペアリングできず、maiaiと私、そして4riders軍団と別れてしまいます。

なぜ?上手くいかない

4ridersだけを数珠つなぎにする場合、1台目のAボタンと2台目のAボタンを、次に2台目のBボタンと3台目のBボタンをペアリングします。これで3台同時に通話が可能になります。

もう1台繋いで合計4台にする場合、3台目の空いているAボタンと4台目のAボタンでペアリングすると説明があります。(やった事はないですけど…)

AとBのボタンには発信・受信の概念は無いようで、どちらからリクエストしても繋がりました。

ところが間にM1-Sをかますと、この機器は黄色のボタンは相手の電波を探しに行き、赤色のボタンは相手に電波を送る状態になり、それぞれ役割が違うので接続順を間違うと繋がりません。

役割の違いをわかりやすく説明すると、例えば、M1-Sとスマホを繋いで音楽やナビ音声を効く場合、電源ONにしてから赤丸をペアリング状態にして、スマホ側で機器名を確認して接続します。黄色い丸が青と赤で交互に光るペアリングモードでは繋がりません。

なので、専門の言葉ではありませんが、私は赤い丸のボタンは送り手、黄色い丸は受け手と考えています。

M1-Sと4ridersを繋ぐ場合

A・Bボタンに発信・受信の概念がない機器と、役割が違うM1-Sの場合、先に1の4ridersをペアリングモードにして、その機器が発信する電波をM1-Sで探しに行く作業がまず必要です。(受け手ペアリング)

次に、M1-Sの赤丸側の電波でペアリングモードにして電波を発信し、その電波を受信するために2の4ridersからリクエストを出す必要があります。(送り手ペアリング)

私の手元に4ridersがなく動画を制作できないためYouTubeで探しましたら、わかりやすく説明されている方が見つかったのでリンクを貼っています。参考にどうぞ。

それでも手強いAmazonインカム

Amazonで安価に手に入る中華製インカムですが、まず説明書が小さく老眼では文字が読み取れません。それに日本語表記もおかしいので意味が伝わらない事も多々あります。なので、これがまず根気がいる話なんです。

次に手順通りにやっても、違う機器の2台はOKだけど3台目がどうしても同期しなかったり、電波が干渉したりして通話できないなども起きました。なのでこれまでの成功率は50%ほどなのです。

まあ、同じ機種同士なら手順もわかりやすいと思いますが、それでも4riders系はお勧めできません。タンデムで使う程度ならいいですけど、複数台接続を低コストでと考えると、まだM1-Sの方がマシだと思います。

ペアリング成功の後、通話開始のリクエストをお忘れなく!

以前のことですが、ツーリング中に立ち寄ったコンビニの駐車場で、4riders2台を手にしてあーだ、こーだとやっていたカップルがいました。遠巻きに見ていると、どうも接続に苦労している様子。

この前日にM1-Sと4ridersのペアリングに苦戦していた私は、恐らく通話リクエストをしていないので会話できないんじゃないかと思い、近付いて「良かったらペアリングしましょうか?」と申し出て、事を治めたことがあります。

ペアで2台同時に購入した場合は手元であれこれできますが、個人で1台だけ購入し、充電を済ませ、いざツーリング集合場所でペアリング開始。なんてやっていると、これだけで1時間くらい過ぎちゃいます。

私もそうでしたが、多くの方はペアリング成功までは行き着きますが、「通話開始リクエスト」を行わないために何度もペアリング作業を繰り返し、無駄に時間を過ごす事があります。

なので、意外な落とし穴の「通話開始リクエスト」をくれぐれもお忘れなく。

最後に

4ridersを購入するくらいなら、私個人の意見ですが絶対こっちの方がいいと思っています。

やはり、発信・受信の機能がない4ridersは使いにくい。わずか数千円の違いを選んで接続に苦労するぐらいなら、圧倒的にM1-Sの方が使いやすいと、ペアリングに苦労した私は思っています。

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