
バッテリーの充電方法を検証する
バッテリー回復についていろいろと調べていた時、ある方が何度か上がらせているバッテリーを充電し、充電後に計測された電圧が13.4Vで復活した。と書いていたのですが、どうも充電直後に計測されたようで正しい情報ではないなと思い、検証・記事にする事にしました。
充電直後のバッテリーは興奮状態といいますか、正確な電圧がわからないので2〜3時間ほど落ち着かせてから計測することが望ましく、この時に13V以上あれば新品状態。少なくとも12.8Vは欲しいところなんです。
なので、何度もバッテリー上がりを起こした物が落ち着かせてから13.4Vなんてありえないと思い、ならば、バッテリー自体のダメージが少ない場合、どれほどの期間のトリクル充電によって復活させる事ができるかやってみたのです。
バッテリーのベストな状態とは
そもそもバッテリーの役割はエンジン始動のためにセルを回す事。運転中に必要な電気はエンジンの力でジェネレーターを回し発電した電気を使います。この時、必要以上の電気を蓄電する能力がバッテリーの性能で、経年によってその数値が下がっていきます。
この表はバッテリー能力の目安ですが、新品状態で13Vほどあり経年によってその蓄電能力は下がっていきます。12.8V(約80%の能力)を維持したいのは、この数値を下回ると極端に能力が下がっていくからです。

復活を目指して充電
使用した充電器はいつも使っているバイク用星乃電気製。これには全自動でサルフルージョンが除去できる機能があり、3ヶ月ほどは繋ぎっぱなしでも大丈夫。
1日だけの充電結果
まず最初は1日で終了し、落ち着いてからの電圧は12.78V
少し低いので、もう一度繋いで2日目に突入します。

2日充電の結果
充電2日目の結果として電圧は12.83V
わずか0.5Vですが上がってきました。なので次は1週間としました。

1週間後の結果
これまた0.5V上がって12.88V
もう一息なんですよね。せめて12.9V以上は欲しいところ。なので2週間目に突入。

2週間後の結果
「12.89V」なんと微妙な。こうなればなんとか13Vは欲しくなってきます。
なのでもう1週間追加です。

3週間後の結果
充電時間合計3週間。繋ぎっぱなしでようやく13Vを超えました。星乃電気の充電器は3ヶ月繋ぎっぱなしでも大丈夫という事なので、このまま暖かくなるまで追加で1ヶ月間充電する事にしました。終了予定は4月6日頃かな。

そもそも上がってなかった?
ここにきてバッテリー上がりを起こしたと思っていた最初の状態は、リモコンキーの通信電源をOFFにしていたんじゃないか疑惑が発生。
というのも、バッテリー上がりと思って車体から下ろして充電した後、週に一度はバッテリー端子に繋いでいるSAE端子で充電をしていたので反応しない訳がない。
で今回、面倒だけどバッテリーを下ろしてテストをしようと思ったら反応しない。「あれ?」と思い、確かめてみると通信OFFの状態になっていたからです。
カバンの中でガチャガチャしているうちに何かと接触してONとOFFを繰り返していた可能性が高い。そうなると、通常の「ちょっと電圧が下がっているな」状態だった場合、おそらく12.4〜5V程度はあったと思うのです。
反応しない事で「上がってしまった」と思い込んで、その時の電圧をチェックせず充電作業に入ったのですが、そのお陰で今回の実験をする事ができたので結果オーライですね。
私が使っているテスターはこれなんですが、
購入当時、何を血迷ったかこんなものを買ってしまいましたが、電圧を測るだけなので、ホームセンターなどでも売っているもっと手軽なものを持っていると安心です。
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