「C125カブ」スペシャルパーツ武川 スポーツマフラー交換!

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マフラーを交換するメリット・デメリット

16歳でバイクの免許を取って、これまで乗ってきた全てのバイクで私はマフラーを交換した事は一回もありません。

これには都市伝説的な盲信があって、低回転から高回転までうまく排気を行い、ムラのない燃焼を行えるのはノーマルが一番と昔から信じていたからなんです。

なんの知識もなく、これまでずっとそう思ってきたのですが、そこへ一筋の光明が。それは「バイクの系譜」でマフラーについての記事を読んで、なるほどと理解できたのです。

社外マフラーにすると低速トルクが無くなる理由 ~排気慣性効果とは~ - バイクの系譜
「マフラー変えたら低速トルクが無くなった」 というのを身をもって経験した人、または耳にしたことがある人も多いと

だから純正より抜けの良いマフラーを造ることは出来ても、純正より絞ったマフラーを造るのは非常にリスキーで難しいという話。

これは逆に言うとメーカーの純正マフラーというのはそんな低速トルク(排気流速)と最大馬力(排気流量)という相反する要素の最大公約数を取った非常によく考えられたマフラーなんです。

バイクの系譜より引用

そんな私にとって、マフラー交換は人生で一大事なんです

ノーマルマフラー上等!と信じてやまない私が、スペシャルパーツ武川のスポーツマフラーに交換したのは、やはりノーマルデザインに近かったことが大きいですね。

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トルクアップとか、高回転域がなんてのはどうでもよく、多少小気味いい排気音と密かに交換というのがよかった。なので、一目惚れでこれを選択しました。

DIY交換で気になったところ

もちろん交換は自分でやりました。自分もDIYで、と思う方は次の動画が参考になると思います。

私はステップのボルトを全て外して交換しました。で、全て外すとですねブレーキランプのコネクターを外す必要が出てきます。その外し方がわからずそのままぶら下げてやりましたが、配線がメチャクチャ短いので断線しないように気をつける必要があります。

あと気になったのはフランジのボルト。2個あるうちの1個の締め付けがかなり緩くてですね、ちょっとびっくりしました。これはよくある話だそうで、海外で組み立てられたモデルは締め付けトルクが適当なのが多い。

同じC125ですが、この動画で紹介されている車体はかなり酷く、この方のようにきちんと納車前整備をしてくれるなんて稀でしょうね。基本、こちらから依頼しないと、ここまでやってくれるショップはありません。

あと、慌てん坊の私は別に買ってしまいまいましたが、取り付けに必要なガスケットはこのマフラーには同封されていましたので不要です。

実際に交換した後の感想として

今回のスペシャルパーツ武川のスポーツマフラーなんですが、外見上からは交換したのは分かりません。派手なシールもないし、純正のヒートプロテクターもそのまま付け替えるので見た目はノーマルのまんま。

素材もノーマルのよりこちらの方がいいと思いますし、仕上げも丁寧です。排気音は多少上がりますが、自分の中では許容範囲。納車後にノーマルで走行した時に排気音もメカノイズも小さく、今走っているエンジン回転数が掴みずらかった事も交換しようかなと思った要因です。

でも逆に言うと、あんな小さなエンジンと効率の悪いマフラー空間ながら、静かで元気に走る優秀なカブという素晴らしい話なんですよね。

さすが、世界のホンダ!

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